飲食業から人材サービス業への転職

レストランチェーンを展開する会社で接客をメインに店舗の管理・運営をしていました。元々デスクワークは自分には向いてないと思い、動きのある仕事がしたいと思い就職しました。

以前は、やりがいがあり楽しく仕事をしていましたが、

  • 上司を見ていても目標にできる人がいない
  • もっと人の役に立てる仕事がしたい
  • もっと都会に行きたい

と思い転職を決意し、異業種でしたがチャレンジ精神を歓迎してくれる風土や、人の役に立てる仕事という自分の希望に合っていること、転勤がないことが魅力で今の会社に転職をしました。

仕事内容について、前職と比べて大きな違い

①責任と給与は比例している 当たり前のことですが、転職して初めて気づいたことです。 前職では「こんなにがんばってるのになんでこんなに少ない給料なんだ」と思っていました。ですが当たり前です。時間的拘束はあるものの、 来たお客様を接客して料理を出して売上によりアルバイト達の時間を管理する。食材の管理をする。端的に言えばそれだけです。 それに比べて今は1人で100人近い働きたい人材を抱え、40社の人事担当者と会社を円滑に回すために協力していく。どちらも責任ある仕事ですが、自分1人に課せられた役割と精神的負担ははるかに後者の方が大きいです。給与が上がるのもうなづけます。

②相談できる風土 前職では社員は各店舗にちらばり、同じ店舗に配属された社員の方としか日常的なコミュニケーションはありませんでした。会議や懇親会で会うこともありますが、関係構築ができていないのであたりさわりのない会話に終始しがちでした。もちろん気にかけてくれる方もたくさんいますが、そのときに話して終わり、という形でした。ですが今は近い年齢の社員、先輩、後輩、社員がオフィスにいるだけでなく、携帯で気軽に話せる風土があります。顔を合わせる時間がなくてもいつでもレスポンスをくれることがやる気に繋がり、仕事の効率化に繋がります。

③トップダウンとボトムアップ 前職は社長や事業部長がこうやると打ち出した施策をとにかくやる、という風土でした。それが会社だと思ってましたので特に不思議に思うこともありませんでしたが、今思うと不満や改善を求める声は各人あったと思います。 現在の会社は現場主導、現場の声第一のため1番外を駆け回っている下っ端の声を大事にしてくれます。 働きたい人たちの傾向、担当エリアの動向、今の対策はそれに合っているのか、より効果的なアプローチの仕方はないのか。チーム内で必要なことは共有し、成功するとより大きな規模で社内で横展開します。 もちろんトップの経営方針や目標はあります。そこから逸れる個人のやり方は歓迎しません。ですが自発的に取り組むことでの相乗効果があり、下っ端も大きな不満を持たず前向きにがんばれています。

会社の対応(雇用主)について、待遇など異なっていたこと

①共通認識の取り方 前職では冊子を配り、会議の際読み合わせをして終わりでした。現職では3ヶ月に一度、必ず個人面談を設け会社の方針や事業部の方針、私に期待することや上司への不満や相談ごとを確認します。 目を見て話すことですとんと胸に落ちますし、きちんと頭に残ります。

②求める「働き方」 前職では「長く働く社員がかっこいい」という空気がありました。サービス残業がほとんどでしたし、だらだらと働いていましたがそれを良しとしない空気はなかったのです。 今は「いかに効率よく働ける人材か」ということが重視されていて、どんなに仕事が山積みだったとしても残業時間が多い人間は評価されません。周りからもなぜあの人はこんなに仕事してるのかな?要領悪いんだな…と思われます。残業もきちんと時間につけ、給与として支払われるからこそ時間を価値あるものとしています。

③がんばったことを評価してくれる 今思うと前職でのがんばりはがんばったうちにはいらないんだなとわかるのですが、そのときはなんでこんなにがんばってるのに給与が上がらないんだと思っていました。そりゃそうです。売上は前年割れで、人件費や経費の割合が変わっていなければ給与を上げる理由はありません。むしろ下げるべきです。下げないでいてくれた会社に今更ながら感謝です。 それが現職ではひとりひとりきちんと反映されます。結果が悪ければボーナスカット、良ければぐんと上げてくれます。それが危機感にもなり、お尻に火をつけます。

転職前に予想していたことと違ったこと、自身が勘違いしていたこと

予想と異なったことは、「早く帰れ」という空気がすごいスピードで高まったことです。 転職したての頃でも夜8時以降も残業をしている人間は「仕事できないやつ」となんとなく思われている風潮がありましたが、とはいえやることがあるからと夜10時くらいまで残って仕事をすることもざらにありました。ですが2014年くらいから一気に生産性を上げることへの意識を高める取り組みが始まり、気持ちよく効率よく仕事をして、プライベートをより楽しもうという空気が生まれました。 多分急な舵取りがあったおかげで社員皆の意識変化ができたのだと思います。が、ゆったり自分のペースで仕事をするのが好きな私にとっては毎日慌ただしい日々になりました(笑)。

勘違いしていたことは、仕事をなめていたということです。 異業種への転職なので未知だったことがありますが、こんなに日常茶飯事に予想外なことが起きて火消しに回る仕事だとは思っていませんでした。その分やりがいもありますし、自業自得なことがほとんどで自分を省みるチャンスをいつももらえていると思います。ストレスフルな仕事ですが、きちんと結果を出せば評価をしてもらえるので成長を実感でき、環境に感謝をしています。

異業種転職を成功させるためのコツ、心構え

私が言うのもおこがましいですが、「素直に」「謙虚に」「聞く」ことだと思います。 前職は全くあてになりません。前職を盾にして向かっていくのは嫌われに行くようなものです。 もちろん途中入社枠なので、即戦力として期待されていると思います。ですので基本的なビジネスマナーやその会社で当たり前とされているルールは教えてもらえないことが常です。 わからないことは素直に聞く、メモを取る。忘れてしまったら申し訳ないけど先輩を捕まえて聞く。 仕事の邪魔になると遠慮していると自分がいくら経っても戦力になりません。そっちの方が邪魔です。 早く成長したいのであれば入社3ヶ月でどこまでその会社のことを知れるかだと思います。受け身だと辛くなるばかりですので是非自発的に動きましょう。